「ストレッチ&マッサージ講習会」の記事に、以下のコメントをいただきました。
上記コメントは、現在管理人にて非表示にしています。
理由は、投稿ユーザー名がメールアドレスとなっていたためです。
一般会員アカウント作成の際、ユーザー名をメールアドレスにすることはセキュリティ上あまりお勧めしません。
登録したメールアドレスは他の会員に公開されませんが、ユーザー名はコメント記入の際に公開されるからです(ご本人がそれで問題ないのであればべつに構いませんが…)。
会員登録フォームにも注意書きを加えました。
さて、いただいた内容を大雑把に和訳すると
「やあ。一般会員が見られる記事が本当に少なすぎます。突然、多くのアーティストが自分の金稼ぎを始めたことはとても残念です。私のように素晴らしい作品やデッサンを評価しながらも貴重な年金をファンサイトに費やすことが難しい人々が著しく制限されることになります」
という感じだと思いますが、これについては同じように感じる方も多いと思うのできちんと返信したいと思います。
記入いただいた記事は特別会員限定記事で、そちらで返信してもご本人(一般会員)は見られませんので、この場でお返事させていただきます。ただし、恐れ入りますが日本語で書かせていただきます。しかも長くなるので、ご本人がお読みになるかはわかりませんが…。
返信
まず、一般会員公開記事が少ないという点については、大変申し訳ありません。実際のところ、FANBOXで有料会員限定記事としたものをここで一般会員に公開するというわけにもいきませんので、一般会員公開記事にできるものはどうしても限られてしまいます。基本的には、FANBOXで「全体公開」としたものということになります。
多くのイラストレーターがFANBOXなどのファンサイトで作品公開を有料化しているのは確かですね。
一人一人の金額は少額だと思いますが、好きなアーティストがたくさんいる方は毎月結構な金額になってしまうかもしれません。pixivなどで無料公開されるイラストもどんどん減少しているような気がします。
ここ「Negisho Lab.(旧『ねぎしょんち』)は、開設当初は全ての記事を無料公開していました。
しかし、掲載したイラストを他所に転載されたり、もっと酷いときには勝手にイラストをまとめて有料販売する輩まで現れました。
それらは全て海外ユーザーによるものだったため、Webサイトをパスワード制にし、日本に住み日本語を解する者でなければ解くことの難しいクイズの答えを入力しなければ入室できないように制限しました。
「ブタゴリラのオヤジはコロ助のことを何と呼んでいるか(→ねぎぼうず)」とか「そばやうどんに添えるねぎやミョウガ、わさびなどをまとめて何というか(→薬味)」というようなクイズを懐かしく思い出してくれる古くからの会員様もいらっしゃると思います。
しかし、それでも流出は止まりませんでした。ダークウェブの掲示板にパスワードが共有されたりしたためです。
このWebサイトは、内容から言ってとくに18歳未満の未成年に閲覧されることを避けたいと思っています。そして、上記のような状況を苦々しく思っていた矢先、日本で子供が被害者となる重大な事件が発生しました。夜間に出歩いていた中学生の男女が変質者に誘拐され殺害される事件で、私は大変衝撃を受け、pixivに公開していた作品をすっかり削除するなどかなり動揺しました。万一、犯人が自分のサイトの常連だったら…と想像すると恐ろしかったのです。そのため、単純なパスワード制ではなく、閲覧に会員登録を要するように変更する必要があると判断しました。当Webサイトの入口ページにかなり厳しめの文言を掲載しているのもそのためです。
また、イラストの制作やテキスト執筆には、恐らく皆さんが想像する以上に私の人生のかなりのリソースをつぎ込んでいます。正直、ここまでこれを続けられるとは自分でも意外なほどです。それはほとんど全てのアーティストが同じだと思います。
私は制作を今後も長く続けていくために、ある時期から3Dを導入して省力化を図っています。しかし、3Dには3Dなりの難しさがあり、また1記事に掲載するイラストの数も多くなっていることもあって、記事あたりの制作時間が大幅に削減できたわけではありません。
また、3DアセットやAdobe CCのサブスクリプションなど、制作にはそれなりに実際のコストもかかっています。
そして、それら以上に多くのアーティストが作品の有料公開に踏み切っている最大の理由は、恐らく身を削った制作に対してあまりにもリターンを得る機会が少ないためだと思います。基本的に、ほとんどのアマチュア創作者は制作物に対して肯定的な感想を充分に得ることができれば意欲を維持し続けられるものだと思いますが、実際はそう理想的ではありません。創作者側の問題としては、どんなにたくさん感想をもらっても、結局「もっとたくさんほしい」という欲が出てきてしまうものだということがあります。満足するということはなかなか難しいものなのです。
また、感想を書いて下さる方は極めて稀で、ほとんどの方は気に入った作品に対しても無言で立ち去ってしまうものです。これは閲覧者側の問題というよりは、そもそも創作物に対して感想を述べるというのは意外と気を遣う行為であって、わざわざそんなことをしようとしてくださる方はかなり奇特なありがたい存在だということです。会員制となっているこのサイトでさえ、記事の閲覧数に対して感想を記入していただける方は100人に1人いればかなり多い方です。そのため、定期的にご感想を書いてくださる特別会員の方を、ご支援の継続も必須としないVIP会員に昇格する制度を設けています。
しかし私は今はこのようなことを残念に感じることはありません(全く感じないかと言われれば、、まあ嘘になっちゃいますが)。なぜなら、当Webサイトを閲覧してくださる特別会員様は現在ではほぼ皆様がFANBOXの有料会員の方だからです。毎月300円を投じてでも見てくださる、というのは制作者として大変ありがたいことで、そうまでして見てくださるというだけでたとえ無言でも充分すぎるほどのリターンとなっているのです。そのうえ、制作にかかるコストを回収でき、制作環境を充実させる資金源ともなっています。
さらに、有料化以降、コンテンツの外部への流出はほぼ見なくなりました(私が気付いていないだけかもしれませんが…)。それは、「自分がお金を払って見た」ということ自体が外部流出に対する歯止めになっている部分があるためではないかと思います、また、有料化は「流出を許さない」という創作者側の強い意思表示にもなっていると思います。
最近、FANBOX内容の外部への流出が発覚してお見苦しいブチギレ記事(現在は非公開)を掲載する事態になりましたが、以降はとりあえず流出は止まっているようです。
もちろん、ご支援金額が上がってくると「もっと増やしたい」という欲も出てこないわけではありません。しかし、結局自分が本当に作りたいものでなければリソースをつぎ込んで制作することは難しいので、「この金額が自分の身の丈なら、なるほど、そういうものか」と割と冷静に受け止めることができます。支援者が大幅に減ったりすると凹むかもしれませんが、少なくとも感想の多寡に精神状態を揺さぶられるよりは遥かに客観的な見方ができるような気がします。
他の創作者の考えはまた色々あると思いますが、有料化に踏み切る方が多くなっている背景には概ねこのような事情があるのではないかと思います。
多数のアーティストを支援したい方には厳しい現状かもしれませんが、創作者もそれなりのリスクを払って作品を生み出していることを何卒ご理解いただければと思います。
ねぎしょ

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